小学生の時にオリンピックで見た一人の体操選手。
一瞬にして、わたしは目も心も奪われました。
彼女の名は、ベラ・チャスラフスカ。
当時のチェコスロバキアの人で、『オリンピックの名花』『体操の名花』と称えられた名選手です。
その美しかったこと…
受けた衝撃には、計り知れないものがありました。
それまでスポーツといえば、息を切らして汗かいて、というイメージしかありませんでした。
ところが、テレビの中の彼女は、オリオンピックという国の名誉のかかる競技にもかかわらず、優美に舞っていたのです。
世の中に、こんなに美しいスポーツがあったなんて・・・
そのころバレーを習っていたわたしは、何か通じるものを感じたのでしょう。
中学校に行ったら、絶対に体操部に入るんだ!!
小学生のわたしは、テレビの前で固く決意したのでした。
さて、中学校で念願の体操部に入ったのは入ったのですが、そこでやらされた体操は、チャスラフスカの演技とは程遠いものでした。
中学の体操部は団体だったのですね。
日体大とかの体操選手が、何人か揃って跳んだり跳ねたりしているのを見たことはありませんか?
これは、わたしの目指したものじゃない!
落胆したわたしは、高校の体操部に夢を託しました。
*****
念願叶って高校の体操部に入り、初めて跳馬の練習をすることになったときのお話です。
まずは、思い切り踏み切る練習です。
勢いよく走り、踏み切り板を思い切り蹴ると同時に両手を大きく上に伸ばして飛び上がる。
それを、跳馬の前に立っている先輩が受け止める。
これを何度も繰り返したあと、先輩が言いました。
じゃあ、本番。
一人で跳ぶのよ。
練習と同じように跳べばいいからね。
はい!
わたしは、元気よく返事をしました。
練習と同じように跳べばいい。
頭の中でくり返しながら、まっしぐらに跳馬へと向かい走り、
踏み切り板を勢いよく蹴って両手を上に・・・
跳びました!
跳びました!
跳んだのです!
次の瞬間、わたしは跳馬の向こう側に敷いてあるマットレスめがけて落下していました。
なぜ???
わたしの頭のなかには「?」がいくつも点滅していました。
慌ててそばに駆け寄ってきた先輩が言いました。
いくら、練習と同じようにって言ったって、跳馬には手をつかなきゃ・・・
あっ
そうか
手・・・か
わたしは練習の時そのままに、勢いよく踏み切ったあと、両手を上に上げたままだったんですね。
そしてそのまま、弧を描くように跳馬を飛び越えて向こう側に落下したのです。
でもさぁ、「練習と同じように跳べばいい」って、言ったじゃ~ん
投稿日時: 2015年09月25日
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わたしは、おせっかいです。
悩んでいる人や、苦しんでいる人を見ると、励ましたり、慰めたり、なにかアドバイスをしたくなってしまうのです。
でも、以前、紅子さんのセッションを受けたときに、こう言われました。
このセッション、メインは自分を守ってくれている存在(それを『チーム』と言い、わたしの場合は『チームゆみこ』です)と仲良くなって、いつでもアドバイスを受けられるようになるという楽しいセッションです。
紅子さん自体が楽しい人だから、余計に楽しいんです。
それで、そのときに言われたんです。
ゆみこさんは光の存在だから。
何にでも光を当てようとしてしまう。
でも、今はまだ日陰にいたい人もいる。
そのことを忘れないで。
それから、光って真っ直ぐ進むでしょ。
ゆみこさんも、そう。
真っ直ぐ進んでばかりでは、ダメなときもある。
結構、心に刺さりました。
思い当たるところがあったから。
だって、わたしおせっかいだから・・・
日陰にいるより、光の当たるところにいた方がいいじゃん、楽しいじゃ~ん
って、素直に単純に信じている能天気なところがあるんです。
だけど、
いつかは、光の元に出ていきたいけど、今しばらくは日陰にいさせて欲しい
って思っている人も、確かにいる。
そして、真っ直ぐ過ぎて、ぶち当たってポキッってなったことも、また確かにある。
そうだよね。
気をつけないとね。
気づかせてくれて、ありがとう。紅子さん。
でもね、でもさ、ね、ね、ね・・・
わたしは、来月57歳になります。
60年近く生きてきて、本当にこれといった悩みもなく、平和に暮らしていたなと思うのは、生まれてから父が癌と分かるまでの15年弱と、49歳で今の夫と再婚してから今日までの約9年。
なんと、60年のうちのたった24年!!
今さらながら、ちょっと驚きました。
でも、今の平和は死ぬまで続くからね♡
そんな人生経験を踏まえて言えるのは、
今、苦しみの渦中にいるとしても、いつか必ず「あんなときもあったね」って、笑える日が来る
ということ。
ただし、笑える日が来てほしいと願えばの話だけど。
あんなに苦しかった出来事を、笑い話なんかに変えてたまるか
と思っていたら別の話。
でも、来るんだよ。笑える日が。
これもまた、よく人に言うことですが・・・
わたし、今の夫と再婚したとき、夫にこう言ったんです。
わたしたちは苦労の前払いをしたから、これから先は幸せしか来ないよ
そんな風に考える方が、楽しくないですか?
そんな風に信じる方が、楽しくないですか?
そんな風に生きる方が、楽しくないですか?
どう考えようと、何を信じようと、どこに向かって生きようと、それは本人自由。
でも、どうせなら、少しでも楽しいほうを選びましょうよ!
投稿日時: 2015年09月3日
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『 なまえの言靈 』ワークショップを受けてくださった方たちの感想です。
*エネルギーに帰るのってびっくり。自分の名前の通りに生きます。
*50音一つひとつのパワー。名前に秘められたパワー。今後、文字がエネルギーに見えてきそうです。
*大変面白かったです。
*自分の名前のエネルギーを知ることができて、自分の良さを確認すること ができました。『あなたとわたしの紡ぐ物語』もやりたいです。
*名前のイメージと翻訳を知ることができ、今後意識してみたいと思いま す。
*一番良かったのは、自分の名前を再認識したこと。
*本当に楽しかった! それに尽きます。
*わたしの名前の響きの意味は、翻訳すると、「変化、進化を恐れず完成す る」。自分では、そんなふうに思ったことなかったけど、そんな面もあるのかな?
*自分で選んだこの名前。そんな自分でいたいと思います。
*家族や友達の名前をあてはめてみては、なるほど~と興味深かったです。
*素敵な先生や生徒さんと素敵な時間を過ごせましたヽ(´▽`)/
*言葉は言の葉。言靈には、力が宿る
*印象に残ったのは、『自分の名前は生まれる前から自分で決めてくる』というお話。私は息子の名前を結婚するずっと前に夢で受け取っていたので、息子は私を選んで『この名前をつけてくれ!!』とずいぶんと前から託してくれていたのだなぁ・・・と感動☆
*ゆみこ先生のご指導はとても解りやすくメッセージもたくさん頂きました。 また再受講したいワークショップです。
*おとひめカードがとても美しく、自分の名前や夫の名前に表される色がこんなに美しいのが嬉しい気持ちになりました。
*言葉も波動も光の集まりだということが印象的でした。おとひめカードもとても美しくて色々ながめたいなぁと思いました。ごとうゆみこ先生もとてもわかりやすく教えてくださり楽しかったです。