わたしが今の夫と知り合って、何度目かのデートのときのことです。
とてつもなく庶民的な居酒屋に連れていかれました。
そして、言ったのです。
給料前で、お金がないもんで・・・
そのとき、わたしはこう思いました。
給料前になるとお金がなくなっちゃうくらいしか、お給料少ないんだ。
その後、トントン拍子で結婚することになったときには、こう思いました。
わたしも働いていて食べていけてる。
彼も食べていけてる。
食べていけてる者同士が結婚するんだから、食べていけるだろう。
二人で一所懸命働いていけば、それでいい。
そのとき、わたしは覚悟を決めたんです。
この人と二人、力を合わせて一所懸命働いて生きていこうと。
ところが、結婚してから少しずつわかってきたのですが、夫には色々嬉しいオマケがいっぱいついていたんです。
連載プロフィールにも書いていますが、わたしはこれまでの人生で何度も覚悟を決めてきました。
前の夫と離婚して、自分で自分を養っていく覚悟。
離婚し失業したとき、実家に戻る覚悟。
正社員の口がなかなか見つからなかったとき、派遣社員として働く覚悟。
ようやく正社員として働けることになったとき、唯一の財産だった軽自動車を売ったお金を握って身ひとつで上京し、今度こそ定年まで働き抜こうと決めた覚悟。
人は覚悟をするとき、お腹の下の方、いわゆる丹田に無意識に力が入ります。
つまり、覚悟をする度に丹田にはエネルギーが蓄えられていくのです。
何度も人生での大きな覚悟を決めてきたわたしの丹田には、知らず知らずのうちに沢山のエネルギーが蓄えられていたようです。
覚悟というエネルギーの積み立て預金。
それが今、満期を迎えて、利息をいっぱいつけて戻ってきている。
そんな氣がします。
覚悟といっても、人生を左右するような大きなものから、日常的な小さなものまで様々あります。
わてしの言う “ 覚悟 ” とは、
自分で決める
決めたことに全力で取り組む
そんな感じです。
言葉にすると、たったこれだけのこと。
でも、普段は意外とできていないことが多いのではないでしょうか?
あなたには、“ 覚悟” を決める覚悟がありますか?
大口の貯金じゃなくてもいいんです。
小さな額からコツコツと…の精神で、今からでもすぐにエネルギー貯金を始めましょう。
それは、やがて必ずあなたに戻ってきます。
投稿日時: 2016年08月22日
カテゴリ: ブログ