ことば学
言葉は心。ことばは人生

33.踏ん張りどころを見つける

物事がうまくいかない時というのは、つい誰かや何かのせいにしてしまいがちです。

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わたしも、つい

 

なんで、わたしがこんな目に遭わなければならないのだろう

なぜ、彼ら(市民活動団体の役員たち)は、あんな形で私を解雇したんだろう

あの時、こうすればよかった

この時、ああすれば・・・

 

と、過去を振り返っては、人のせいにしたり、自分を責めたり・・・

 

でも、ある時、ふと、こんな考えが頭に浮かんできました。

 

これからは人のせいにするのはやめよう。

愚痴はこぼさない。

自分の人生に起きたことは、自分のこととして受け止めよう。

 

その考えは、スーッとわたしの心に馴染みしみ込んでいきました。

腑に落ちたのです。

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すると、不思議と心が軽くなっていきました。

そして、友人や心配してくれた人たちに、メールや手紙に書いて送りました。

 

これからは愚痴をこぼしたり、人のせいにしません。

自分の人生に起きたことは自分のこととして受け入れていきます。

 

と。

なぜかわかりません。

理屈ではなく、氣がついたらそうしていました。

書き送ってから、我に返った。

そんな感じです。

人に書いて送ってしまったからには、もう後戻りはできません。

なんせ宣言してしまったのですから。。。

けれど、それは同時に『 踏ん張りどころができた 』ということでもあります。

 

過去を振り返っては愚痴をこぼしたり人のせいにすることに、歯止めは効きません。

いつまでもダラダラと続き、結局は自分を責めるという形で心を蝕んでいきます。

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愚痴をこぼしたり人のせいにしている間は、自分の人生に起きたことは他人事です。

けれど、自分の人生に起きたことは、紛れもなく自分の人生そのものです。

受け入れない限り、前には進めません。

愚痴や人のせいにするという逃げ道を塞ぐことは、自分を守ることでもあるのです。

 

そして、ここからわたしの人生の逆転劇が始まっていくのでした。

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投稿日時: 2016年05月2日

カテゴリ: ブログ