物事がうまくいかない時というのは、つい誰かや何かのせいにしてしまいがちです。
わたしも、つい
なんで、わたしがこんな目に遭わなければならないのだろう
なぜ、彼ら(市民活動団体の役員たち)は、あんな形で私を解雇したんだろう
あの時、こうすればよかった
この時、ああすれば・・・
と、過去を振り返っては、人のせいにしたり、自分を責めたり・・・
でも、ある時、ふと、こんな考えが頭に浮かんできました。
これからは人のせいにするのはやめよう。
愚痴はこぼさない。
自分の人生に起きたことは、自分のこととして受け止めよう。
その考えは、スーッとわたしの心に馴染みしみ込んでいきました。
腑に落ちたのです。
すると、不思議と心が軽くなっていきました。
そして、友人や心配してくれた人たちに、メールや手紙に書いて送りました。
これからは愚痴をこぼしたり、人のせいにしません。
自分の人生に起きたことは自分のこととして受け入れていきます。
と。
なぜかわかりません。
理屈ではなく、氣がついたらそうしていました。
書き送ってから、我に返った。
そんな感じです。
人に書いて送ってしまったからには、もう後戻りはできません。
なんせ宣言してしまったのですから。。。
けれど、それは同時に『 踏ん張りどころができた 』ということでもあります。
過去を振り返っては愚痴をこぼしたり人のせいにすることに、歯止めは効きません。
いつまでもダラダラと続き、結局は自分を責めるという形で心を蝕んでいきます。
愚痴をこぼしたり人のせいにしている間は、自分の人生に起きたことは他人事です。
けれど、自分の人生に起きたことは、紛れもなく自分の人生そのものです。
受け入れない限り、前には進めません。
愚痴や人のせいにするという逃げ道を塞ぐことは、自分を守ることでもあるのです。
そして、ここからわたしの人生の逆転劇が始まっていくのでした。
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投稿日時: 2016年05月2日
カテゴリ: ブログ