過日、連載小説『お由布』にいただいたご感想について、
わたしなりの意見を書いていきたいと思います。
幼くして両親を亡くしたお由布に、自分と重ね合わせて速いペースで読み進みました。
時代劇は、その風俗を描くのにかなりしっかりした下調べが必要であり、
キチンと出来ているなぁ、と思いました。
時代モノは、多くはないですが山本周五郎、司馬遼太郎などを読んでいます。
時代モノは、わたしも山本周五郎や藤沢周平が好きで、よく読みました。
最近のものでは、高田郁や畠山健二が面白いです。
司馬遼太郎が好きというのは、いかにも男性的ですね。
わたしは、これまでほんの短いものも入れれば30近い作品を書きました。
その中で、時代モノは2つだけです。
時代モノを書くにあたっては、やはり下調べが重要で、
今はネットで色々調べることはできますが、資料としての本もたくさん持っています。
ブログにも書きましたが、古地図を持っての街歩きもします。
時代モノを書いている時は、人に名前を呼ばれたときに、思わず
へーい
と返事をしそうになったことも…
書く以上は、自分で納得できるまで調べるというのは、
『書く』こと、そして作品を読んでくださる方々への最低限のマナーかと思っています。
つづく