成田からドバイ、カイロを経由し約20時間かけてギザに到着しました。
本日泊まるホテルへ行き、まずはランチです。
エジプトでの初ランチ。
といってもエジプト料理ではなく、イタリアン風。
そして、部屋に入る暇もなく、そのままバスに乗り、三大ピラミッドとスフィンクスを見に。
ピラミッドは、思っていたより鋭角的でした。
そして、太陽の船博物館へ。
足には靴カバーをつけます。
太陽の船は、世界最古の船です。
全長42.32mという、とても立派な船です。
日本の吉村作治博士の発見した、クフ王の第二の太陽の船は現在復元中で、
完成後は、現在建築中の大エジプト博物館に展示されるそうです。
スフィンクスも、特別に足もとまで行くことができました。
さて、再びクフ王のピラミッドに戻ってきました。
一般見学終了後に、特別にわたしたちのツアーだけ中に入り、
大回廊から女王の部屋、王の玄室へと行きました。
内部はカメラ撮影禁止です。
まず、20mほどの緩い上り坂を行きます。
立っては歩けないので、ずっと中腰のままです。
途中、一旦立ち上がれる狭い空間があり、
そこでひと息入れると、今度は40mほどの上り坂。
ここも、やはり中腰のまま。
かなり、きついです。
女王の部屋に着きました。
閉ざされた空間に、ポツンと石棺が置いてあります。
現在も調査中なので、石棺の中に資材が入ってました。
そこから、さらに再び中腰の上り坂。
息が切れ、膝がガクガクしてきました。
あとどのくらいだろう
と、うっかり頭を上げると、天井にぶつかります。
わたしも、何度か頭を打ちました。
痛かった~?
そうして、ようやく王の玄室に到着。
ここも、当たり前ですが閉ざされた空間。
そして、空っぽの石棺。
わたしは、どうも、こうした閉ざされた空間が苦手のようです。
息が詰まります。
そして……
来たからには戻らなければなりません。
再び中腰の、今度は下り坂を、危ないので後ろ向きに降りていきます。
そして、来たとき同様、途中で腰を伸ばしてひと息ついて、緩やかな下り坂を、やはり中腰で。
はぁ~( -。-)
ようやく入り口に戻りました。
夫を含む3名の強者は、引き続き、地下の玄室へと200m下って戻ってきました。
信じらんない~ ?
地下は未完成で、壁や天井も荒く削られたままだったそうです。
一同クタクタになってホテルへと戻り、夕飯。
そして、就寝。
ですが、明日はアスワンへの移動日で
朝7時のフライト。
ホテル出発が4時半。
モーニングコールが3時15分。
ハードな日々は続きます。
とりあえずは、早く寝ようっと。