あくのじゅうじか(アクノジュウジカ)
これを、どう理解しましたか?
日本語を学ぶ外国人にとって会話を学ぶことは、「あ」から「ん」までの音を組み合わせるだけなので、
比較的簡単なようです。
しかし、『書く・読む』となると、途端に難しくなります。
それは、日本語には漢字・カタカナ・ひらがなという、三種類の文字があるからです。
けれど、冒頭の文のように
あくのじゅうじか(アクノジュウジカ)
と、ひらがなやカタカナだけで書かれていると、
悪の十字架
なのか、
開くの10時か
なのか、わかりません。
漢字やカタカナやひらがなという文字種のおかげで、パッと見て理解することができます。
この文を耳で聞いて理解するのは、前後の文脈やイントネーションからということになりますね。