先月から『 文芸の道 』という連載を新たに始めました。
その中で、いずれ詳しく書く予定ですが、前の結婚でとても苦かったとき、わたしには『 書く 』ということがありました。
小説の登場人物たちに、消化できない思いを投影させることで、何とか息をすることができていたように思います。
『 書く 』 ことで癒されていたのです。
まさに『 書く 』という行為には、そんな効果があります。
書くのは日記でも、ブログでも構いません。
紙の上に(パソコンの画面に)落としていく。
そんな感じでいいのです。
心の中で考えているだけだと、いつまでも考えがまとまらず堂々巡りをしてしまいがちです。
けれど、書き出すことで堂々巡りに歯止めがかかります。
書き出したものを読むことで、客観的に見たり考えたりすることができるようになります。
すると、
じゃあ、どうすればいいのだろう
と、前に進む力が湧いてきます。
書いている本人が癒されながら、読んでくださる方の心も癒せたなら、
こんな素晴らしいことはありません。
そんな幸せなことはありません。
『 書く 』ことに出会えた喜びを、今改めてかみしめています。
投稿日時: 2016年07月6日
カテゴリ: ブログ