中学校では、1年2年と担任は英語担当の女の先生でした。
小学校でも1年から4年までは、例の作文事件の女の先生。
プロフィール連載 2 .
『自分を守れなかった』☆☆☆
わたしは、どうも女の担任教師とは、あまり相性が良くなかったようです。
***
中学1年のときのことです。
個人面談のようなものがありました。
そこで、聞かれたのは、
好きな子はいるの?
他にもあったと思うのですが、それだけは強烈な印象で残っています。
もちろん、いましたよ!
大好きな男の子。
片思いです。
でも、ほんと大好きでした。
しのぶれど
色に出でにけり
わが恋は
ものや思ふと
人の問ふまで
平兼盛
でも、わたし、先生の問には、
いません。
と言い張りました。
何度聞かれても、「いません」と答え続けました。
なぜか、言いたくなかったんです。
そんなことまで、どうして先生に言わなくてはならないのって、心の中には疑問符が一杯でした。
何度、聞かれても「いない」と答え続けたわたしは、さぞかし可愛いげのない生徒だったことでしょう。
3年生になるときのクラス編成で、その先生がわたしを受け持ちたくないとおっしゃったそうです。
それなら、わたしが受け持ちましょう。
と、名乗りを上げてくださったのは、バレー部の顧問をしていた男の先生でした。
この先生、男子のことはすぐ殴る、ちょっと変わり者だったのですが、生徒の人気は絶大の先生だったのです。
こういうのを、
瓢箪から駒
というのかしら !?
この先生には、その後起きる人生の一大事のときに、本当にお世話になるのでした。
投稿日時: 2015年05月31日
カテゴリ: ブログ