あとは、向こう(夫)が死ぬのを待つだけだ
と言った友人のその後です。
数年前、彼女も交えた仲間で約20年ぶりに集まりました。
彼女は言いました。
彼女の夫は心を病んで、お医者さんに処方された大量の薬をビールで流し込む日々を送っていると。
夫婦の会話もなく、今回の集まりにも、泊りがけであるにも関わらず、冷蔵庫にメモを貼っただけで出かけてきたとのこと。
確かに、彼女の望み通りになりました。
夫は死んだのです。
ただし、死んだのは心の方でした。
だから、あの時、離婚しておけば良かったのに
ということを言いたいのではありません。
なぜなら、そうなったのは、離婚しなかったことそのものが原因ではないからです。
離婚に限らず、人生では何度か岐路に立たされることがあります。
そんな時は、
自分がどうありたいか。
どんな人生を生きたいか。
といったことを、じっくり考える機会なのです。
それは、とりもなおさず自分を大切にすることだから。
自分とじっくり向き合って、ありたい自分の姿、進みたい人生の道のりについて考えたなら、どんな結論を出そうといいのです。
あとは、信じて生きるだけです。
投稿日時: 2016年02月24日
カテゴリ: ブログ