このところ、
死にたい
と言葉に出したために命を奪われた人たちのことが、世間を賑わせていますが……
わたしは、
なぜ、生きているのだろう
死んだら楽になれるのに
と思ったことはありますが、それは「死にたい」ということとは、違います。
小学生の頃、苦手な歌のテストが近づいてくると、
タイムワープできないかな
と真剣に望みました。
タイムワープして、戻ってきたら歌のテストは終わってる
なんてことにならないかな~
なんて。
でも、それもやっぱり「死ぬ」こととは違います。
「一時的に姿を消したい」という意味でした。
ねえ、だから安易に
死にたい
なんて言葉にしてはダメなのです。
死にたい
と思ったときは、その「死にたい」という言葉の中身がなんなのか、ちょっと立ち止まって考えてみて欲しいのです。
ちょっと立ち止まって考えてみたならは、きっとその中身は、「死んでしまう」こととは違うと思うのです。