かつて、『〇〇の品格』なる本やら言葉やらが、世間を賑わしたことがありますが…
辞書を調べてみれば、『品格』の意味もわかるのですが、
ここではわたしなりの考えを書いてみたいと思います。
『品格』は、
この『格』というやつが曲者だと思うのです。
『格』から連想される言葉は、
格上・格下
格付け
ですかね。
つまり、他者との比較です。
比較して、判定する。
『格』という言葉には、そんなイメージが付きまといます。
そこが、ちょっと、わたしは好きになれない。
かくしてわたしは、上品な文書を書きたいとは思うけれど、
品格のある文章を書きたいとは思わないし、書けないなぁと思うのです。