わたしは学者ではありません。
なのに、わたしのワークショップやセミナーには、言語学や音声学、そして音相学といった学問が散りばめられています。
プロフィールでも触れていますが、わたしは本に囲まれて育ちました。
そんなわたしは中学生になるまで本屋で本を買って読んだことがありません。
買わなくても家にいくらでも読みたいと思える本があったからです。
シートン動物記
怪盗ルパン全集
といったシリーズ物から、
秘密の花園
小公女
若草物語
etc.
改めて見てみると翻訳物が多いですね。
世界文学全集と並んで日本文学全集もあったのですが、なんとなくカビ臭いイメージがあって読まなかったようです~
中学生になると遠藤周作の狐狸庵シリーズや、北杜夫のドクトルマンボウのシリーズが面白かったですね。
さて、小学生の頃のわたしの趣味は、国語辞典をひくことと、教科書の音読です。
国語辞典をひくといのは、まず教科書をざっと読んで、読めない漢字や意味のわからない言葉に赤線をどんどん引いていき、それをノートに書き出して、片っ端から辞書で調べていくのです。
教科書の音読は上手く読めれば自分だけでなく、聞いている人も喜んでくれると同時に、耳に心地良かったからだと思います。
つまり、小学生にして、すでに日本語の魅力に取りつかれてしまったわけです。
で、何で、それがワークショップやセミナーになるの?
ですよね~
わたしも、じっくり考えてみました。
この続きは、次回に