さて、『お由布』のご感想についての最終回です。
やっと赤い玉櫛を貰えたのですね!
お由布が幸せになれたのは、やっと自分の足で立ったから…なんですね!
でも、清之助は愛する表現が不器用過ぎて少し不憫に思ってしまいました。
赤い玉簪に気がついてくださり、ありがとうございます

嬉しかったです。
さて、いつもことあるごとに書いているのは、
自分の足で立つ
ということです。
自分の足で立つ
というのは、様々な意味での自立を指します。
自立していると何がいいかというと、
自分で考え、選択し、行動できます。
そういう意味では、精神的な自立が一番大切かもしれませんね。
ところで、前回、旅立つ清之助の心境について、
諦めかも
と書いたのですが、それは決して悲しいことではありません。
諦めは、新しいスタートのきっかけにもなるからです。
諦めるべきことは、すっぱり諦める。
それによって、新たな道が見えてくるというのは、
人生でよく起きることだと思います。
感想を送ってくださった方々、本当にありがとうございました。
一つの作品を通して、こういう形でもやり取りができたこと、
楽しくて、嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、よろしくお願いいたします。