42.贅沢な休日の過ごし方・・・吉祥寺基本編

贈呈式や講演会などの行事のない限り、財団は土日休みでした。

2日ある休日のうち1日は部屋の掃除や買い出し、洗濯などをして過ごしました。

残りの1日は、たいてい次のように過ごしていました。

 

今日は、何年振りかで、同じ道をたどってみたいと思います。

 

朝起きて朝食を済ませると、マンションの近くのバス停から吉祥寺行きのバスに乗車。

わたしは、休日でも平日とほとんど変わらない時間に起きます。

長年の習慣です。

 

バスに乗って終点の吉祥寺まで。

何年ぶりかなぁ~

懐かしいです。

IMG_20160601_113741

 

いつも駅前の売店で新聞を買っていたのですが、もうその売店は無くなっていました。

残念。。。

 

まずは井の頭公園へ。

朝の公園は、空気もきれいで最高ですね。

DSC_0029

 

この公園は季節折々にきれいな景色を見せてくれるので、いつ行っても楽しいし、何回行っても飽きることがありません。

DSC_0037

前はなかった、こんな碑も。

DSC_0042

 

ピアノの形が、ステキです。

それから井の頭弁財天と銭洗いに。

久しぶりにお参りに来られたことのお礼を申し上げました。

DSC_0043

DSC_0045

引いたおみくじは大吉。

DSC_0049

 

みなさん、おみくじを引くときはどうしていますか?

何について知りたいのかを願いながら引いていますか?

ただ漫然と引いて、中身を全部読んで喜んだり悲しんだりしていませんか?

知りたいことを願いながら引いて、その箇所だけを読むのが基本だそうですよ。

おみくじには、

 

春・夏に事を始めるとよし

望み事叶う

 

と、ありました。

感謝です。

 

 

 特に氣に入っていたのが、奥の雑木林。

DSC_0066

 

ベンチに寝転がって木漏れ日を浴びながら空を眺めていると、これまでの苦しかったことや辛かったこと、今の仕事の大変なことなどなどが、光に溶けて浄化されていくようで、心の底から幸せな気持ちになれたものでした。

DSC_0056

 

散策が終わると、公園入口にあるカフェへ。

ここでコーヒーとドーナツを買って外の見えるカウンター席に座り、駅前で買った新聞や持ってきた本などを、じっくり読みます。

至福の時です。

テラス席では犬連れのお客さんたちが、楽しい時間を過ごしています。

それを眺めるのも、また楽しいひとときでした。

本日は、デニッシュスティックレモンクリームとアイスコーヒーをいただきました。

DSC_0071

 

1~2時間のんびり過ごしたあとは、あちこちのお店を覗きながら駅まで戻ります。

お氣に入りのアジアンショップ。

DSC_0079

大人向けの衣類が豊富です。

今日は、夏向きのワンピースをゲットしました!!

 

駅前からそれからバスに乗って帰宅。

遅めの昼食を作って食べて、あとはノンビリ・・・

 

これだけで、往復のバス代(回数券利用)・新聞代・コーヒー&ドーナツ代と、金額にしたら1000円くらいでしょうか。

けれど、わたしにとってはなんとも贅沢な休日なのでした。

金額の問題ではありません。

時間や心の在り方が、贅沢なのです。

 

次回は、お給料やボーナスが出た後の、散策応用編をご紹介します。

 

◎◎◎ ⏪ 前  続き ⏩ ●●●

 

41.美しい日本語は人生を好転させる

財団に就職して最初にペアを組んだ派遣のスタッフさんは、偶然にも住んでいる場所も一駅しか違わず、よく一緒に帰りました。

 

 

電車に並んで座って、いつも楽しく色々な話をしながら帰ったものです。

 

 

 39196501722cca6b5065c52514401c1c_s

 

 

ある日の帰りの出来事です。

 

 

いつものように二人で並んで座り話をしていました。

と、次の瞬間、わたしは立っていました。

 

目の前のわたしが座っていたはずの席には、こう言ってはなんですが、

とんでもなく汚らしいおじいさんが座っています。

 

 

そして、

 

 

もし、よろしければ、こちらにお掛けになりませんか?

 

 

と、あの岐阜の山奥で聞いた以来の美しい日本語が、

なんとわたしの口から発せられて席を譲ったという記憶だけが、わたしの頭の中にあったのです。

  35.霊山で遭難?

 

 

 

通常なら、

 

 

わたしが座っている前に、お年寄りがやってきます。

 

わたしはそのお年寄りを見て、「席を譲ろう」と思い、「どうぞ」とか、せいぜい「こちらに、どうぞ」とか言って席を立つ。

 

お年寄りが「どうも、ありがとう」とか言いながら、その席に座る。

 

 

こんなふうに進んで行くのではないでしょうか。

 

 

でも、その時は、まるでタイムスリップでもしたかのように、そのリアルなやり取りが、すっぽり抜け落ちているのです。

 

 

スタッフさんといつものように話をしていたはずが、氣がつくと既にわたしは立っていました。

 

そして、

 

 

もし、よろしければ、こちらにお掛けになりませんか

 

 

と、日本語好きのわたしとて、滅多に使ったことのない美しい日本語と共に席を譲ったという記憶だけが頭の中に・・・

 

 

狐につままれたような気持で、その日は帰りました。

 

0e2bc9fa0938507dfd7f6192bb2ab7b9_s

 

 

 

翌日、職場に行くと、スタッフさんが言いました。

 

 

昨日、恰好良かったですね。

 

 

え?

 

 

 

わたしは聞き返しました。

 

 

 

だって、あんな汚いおじいさんに席を譲るなんて

 

 

 

そこで、わたしは昨日の不思議な感覚を彼女に話しました。

すると、彼女は、こう言いました。

 

 

 

もしかしたら、あのおじいさんは神様が姿を変えて現れたのかも

きっと、これからいいことがありますよ

 

 

確かに、岐阜の霊山で、美しい日本語を聞いたあと、

わたしは再就職先が決まり上京。自活できるようになりました。

 

とすれば、今回もまた、なにかいいことが起きるのかも・・・

 

 

淡い期待を持ちながらも、日々の忙しさに紛れて、いつしかそんな出来事のあったことすら忘れていきました。

 

 

まさか、その数カ月後に、今の夫と劇的な出会いをして電撃結婚をすることになろうとは・・・

 

◎◎◎ ⏪ 前  続き ⏩ ●●●

 

 

 

40.夢に勇気をもらう

上京する準備は、すべて整いました。

あとは、引っ越しするのみです。

 08c2d95bb0cc9838144562b77128cf54_s

 

東京での一人暮らしは、ちゃんとできるだろうか?

仕事は覚えられるだろうか?

職場のみなさんと仲良くできるだろうか?

 

心配し始めるときりがありません。

そんな、ある晩のこと。

こんな夢を見ました。

 

目の前に長い長い階段があります。

 

c92414f1fa64e0cc3482cf8baa646d2e_s

階段の先は、遥か彼方、雲の中です。

上った先にどんな世界が広がっているのか、

下から見上げるだけではわかりません。

 

ただ、空に広がる雲が虹色に輝いているので、

美しい世界があるのだろうことは想像に難くありません。

 

それにしてもの、長い階段です。

 

 

 

こんな長い階段、わたしに上りきることができるのだろうか?

 

 

 

夢の中で、わたしは逡巡しています。

上って行けば幸せになれそうです。

でも、あまりにも長過ぎて、途中で挫折してしまいそうです。

 

しばらくは空の彼方に続く階段を見上げていたのですが、心を決めました。

 

 

 

よし、上ろう。

 

 

 

わたしは、勇気を出して最初の一段に足をかけました。

次の一段

その次の一段・・・

 

 

 

 

すると、どうでしょう。

階段がエスカレーターに変わり、

音もなくスーッと上に上がっていくではありませんか。

 

 

6a1377b4ff1accbc6a2e603b99b3e72a_s

 

 

 

そこで、目が覚めました。

東京での生活は、きっとうまくいく。

そう確信しました。

 

 

 

わたしは思うのです。

生きていれば辛いことや苦しいこともあるでしょう。

いつ、そこから抜け出せるのかと途方に暮れることもあるでしょう。

それは天(あるいは神様)があなたを試しているのです。

 

 

 

お前に、この階段を上る勇気はあるか?

 

 

 

と。

 

 

 

でも、勘違いしないで欲しいのです。

天が試しているのは、階段を最後まで上るかどうかではないのです。

最初の一段に足をかける勇気、それだけなのです。

 

目の前に困難があると、最初の一歩すら怖くて、

なかなか踏み出せませんよね。

 

でも、その一歩を踏み出したとき、

あなたの目の前の階段は、きっとエスカレーターに変わります。

 

そして、あなたをあなたの行きたい場所へと、きっと運んでくれます。

 

わたしは、そう信じています。

 

 

e2b3dd268e7e7e5cf530b3d142baa69b_s

 

◎◎◎ ⏪ 前  続き ●●●