ことば学
言葉は心。ことばは人生

ごとうゆみこ紹介

小学生の私は いつも本を読んでいました。

自宅には本棚が大小合わせて5つあり そこへ行けば私はいつでも 好きな本を見つけることができました。

読むだけでなく 書くことも好きでした。

学校で書いた作文を 家へ帰って音読すると 両親はいつも私を褒め 、読むことと書くことは 空気のような日常として ただそこに在りました。

 

15歳で父を亡くしてからは 生きていく現実が目の前に押し寄せ 学校を卒業した21歳で就職。わけのわからないイジメに遭い 仕事を辞めたくて仕方なかった私の前に 現れた運命の夫と26歳で結婚。

 

しかし 結婚後、彼はモラハラを開始。 言葉の持つ破壊力を わが身で体感しました。

この頃ふと 女性誌のレポーター募集に 応募したところ見事当選。

それを機に、文章を書くのが好きだったことを思い出し その後、小説を書いて四日市文芸賞も受賞。

書くことが癒しとなり 言葉の持つ「癒し」と「破壊」、 両面のアプローチを 全身で感じた日々でした。

 

13年の時を経て 晴れて離婚成立。

このとき、親友がくれた言葉は 強く心に響き 人生のテーマともなっています。

「あなたが幸せであれば、それでいい」

自分を丸ごと受け入れてくれた親友に 今も感謝しています。

 

離婚して 気持ちは自由になったものの 一人で生きていくことの厳しさを 全身で感じながらストレス満開の日々でした。

飼っていた愛犬が病死して ペットロス症候群を経験。 畳みかけるように 会社からの一方的な解雇で 行き場を失います。

無職の身を嘆きながら 実家へ。 まずは派遣社員として働くことにしました。 あたたかく私を迎え入れてくれた 職場の人々は 私の自信を取り戻してくれた上に 安心して働ける環境を与えてくれました。

43歳の時 腹を据えて働くことを決めた途端 東京での仕事が決まり上京。 感謝しながら働く日々。

49歳で本命の運命の人と再婚。51歳で退職。

ネタには事欠かない人生です。

どんな時も、 人生と共にあった 言葉の持つエネルギー。

どう活かし、どう伝えればいいのか 自問自答していた時に とある言霊ワークショップと出会います。 自分が思い描いていた表現方法と その世界観に触れて 「これだ!」と確信しました。

 

日本語の持つ チカラ、癒し、エネルギー。

 

それを知り、活かし、 どう向き合うかで人生は いかようにもなります。

日本という独特の国に息づく 日本語というツール。 もっと仲良くなってみませんか?

 

ごとうゆみこ写真

ごとう ゆみこ

子どものころから本を読むのも文章を書くのも好きでした。黙読では、作品世界に心奪われ、音読では日本語の音の響きに魅せられていたのだと思います。30歳のとき、雑誌のレポーター募集に応募し当選したのをきっかけに、文章を書くことが好きだったことを思い出し、小説を書いて四日市文芸賞も受賞。
モラハラ離婚・ペットロス症候群、失業、再就職と続き、49歳で再婚、ようやく幸せに。そんな山あり谷ありの人生は、何気ないひと言に傷ついたり、逆に励まされたり、いつも言葉と共にありました。いつしか、そんな言葉のチカラをもっと知りたいと思うようになり、様々な講座・講習を受け、数々の本を読み、オリジナルの言葉に関する講座を開催するように。
読んだり書いたり話したり――わたしたちの日常は言葉と共にあります。そんな言葉の面白さ・楽しさ・奥深さ、そしてチカラをお伝えしていきたいと思います。