四季島の旅 ①

さすがに昨年は外れた四季島に、今年はひょっこり当たりました。

 

というわけで、これから何回かに分けて四季島の旅について、お伝えしていこうと思います。

 

 

まずは列車に乗る前日、帝国ホテルでウェルカムパーティーが開催されました。

 

 

四季島のロゴマークを模した飾りが楽しいです。

 

 

美味しいお料理をいただいたあとは、トレインクルーの紹介や、

四季島のコース紹介などがあり、旅への期待が高まります。

 

 

 

ななつ星もそうですが、列車の旅では、

わたしたちはトレインクルーの方々に、何かとお世話になります。

 

どうぞ、よろしくお願いします

 

という気持ちを込めて、クルーの皆さんのお話を伺いました。

 

 

 

 

連載小説『お由布』 その七

  七

 

 八百屋からの帰りしな、不意にどきりとして、お由布は思わず立ち止まった。

 このところ胸の辺りにきりきりとした痛みを感じて、清之助が店に出かけた後に、横になるということが時折あった。どうかするとそのまま暮六ツの鐘が鳴るまで、起き上がることができないこともある。

 

 二人が祝言を挙げてから三年が過ぎていた。その歳月は、しかし二人に子供を授けることはしなかった。この三年という月日が二人の上にどのように流れていったのか。この頃お由布は考える。

 

 幸せとは、一体何なのだろう。

 

 平和であることが幸せならば、確かに今の自分は幸せである。守られていることが幸せというのなら、確かに幸せのはずである。なのに一向に心が温かく満たされないのは、なぜなのか。

 頼りがいがあると思っていた夫の厚い胸板が、今は目の前に立ち塞がる大きな壁に見える。大人らしい悟り切った態度すら、自分を一人前として見ていないように感じられた。

 寂しい。

 子供がいないからではない。もっと別の意味の寂しさが、お由布の心を締め付ける。

 毎日、自分の思いに背を向けて、言われるままに頷き謝ることで、表向きは平和な日々が続いていた。けれど、心の中には生み出されることのなかったいくつもの言葉が、澱のように幾重にも重なっていた。

 

 卯月に入って、雨が降ったかと思うと薄ら寒い曇天や、降りそうで降らない陰気な空模様が続いていた。体の不調は相変わらずで、最近では胸だけでなく頭までもが、きしきしと痛むようになっていた。胸につかえるような不快さに耐え切れず、清之助が店に出かけた後で、横になる。そんな日が、だんだんに増していっていた。

 

 

柳森神社

先日、古地図を片手に江戸散歩してきました。

 

神田から秋葉原へ行く途中、神田川沿いにあるのが柳森神社です。

 

 

 

ここにある福寿神は、おたぬきさまで有名です。

 

 

『たぬき』は、他を抜くに通じるということで、立身出世に後利益があるそうです。

 

 

この日も、主には男性が入れ替わり立ち代わりお参りにいらしていました。

 

 

お参りしていたら、なぜだかドキドキしてしまいました。

 

もしかして、なにか面白いことでも起きるのでしょうか。

 

ちょうど紫陽花が満開で、きれいでした。