新聞で見つけた言葉

今朝の新聞に載っていた言葉

 

 

麻生財務大臣の謝罪?の言葉

 

 

 

「私としても深くおわびする」

 

 

なにが氣になったかと言うと、

 

 

として

 

 

 

 

 

 

文法的に分解してどうこう言うつもりもないしできないけど……

 

 

 

例えば、

 

 

財務大臣として深くおわびする

 

 

なら、わかる。

 

 

でも、

 

 

わたしとしても

 

 

って。

 

 

財務大臣として

 

なら、

 

 

財務大臣という立場にあるものとして

 

 

 

だから、わかるよね。

 

 

でも、そう言ってしまうと、

財務大臣としての責任を問われることになりかねないから

「財務大臣」という言葉は抜く。

 

 

すると、「わたしとして」になるんだな。

 

 

そして、「は」ではなく「も」をつけることで、

 

トーンを下げる

 

というか、

 

1歩後ろに下がる

 

というか、

 

 

おまけ的な雰囲気を漂わせる

 

 

ってことかな~

 

 

人間、素直に言えない、あるいは言いたくないときは、

色んな言葉を抜いたりくっつけたりして、

無意識に(意識的に)自分から遠ざけようとするよね。

 

 

 

なんてぇことを、あれこれ考えるのが、けっこう好きで……

 

日本語を理解するには

あくのじゅうじか(アクノジュウジカ)

 

これを、どう理解しましたか?

 

日本語を学ぶ外国人にとって会話を学ぶことは、「あ」から「ん」までの音を組み合わせるだけなので、

比較的簡単なようです。

 

しかし、『書く・読む』となると、途端に難しくなります。

 

それは、日本語には漢字・カタカナ・ひらがなという、三種類の文字があるからです。

 

けれど、冒頭の文のように

 

あくのじゅうじか(アクノジュウジカ)

 

と、ひらがなやカタカナだけで書かれていると、

 

悪の十字架

 

 

なのか、

 

開くの10時か

 


 

なのか、わかりません。

 

漢字やカタカナやひらがなという文字種のおかげで、パッと見て理解することができます。

 

この文を耳で聞いて理解するのは、前後の文脈やイントネーションからということになりますね。

 

 

 

『品』と『品格』

かつて、『〇〇の品格』なる本やら言葉やらが、世間を賑わしたことがありますが…

 

辞書を調べてみれば、『品格』の意味もわかるのですが、

ここではわたしなりの考えを書いてみたいと思います。

 

 

『品格』は、

品+格

 

この『格』というやつが曲者だと思うのです。

 

『格』から連想される言葉は、

 

格上・格下

格付け

 

ですかね。

 

つまり、他者との比較です。

比較して、判定する。

 

 

『格』という言葉には、そんなイメージが付きまといます。

 

そこが、ちょっと、わたしは好きになれない。

 

 

かくしてわたしは、上品な文書を書きたいとは思うけれど、

品格のある文章を書きたいとは思わないし、書けないなぁと思うのです。