ことだま 幸はふ講座

 
 
 
 
幸はふ
 
 
とは、幸運に栄えるという意味。
ことだまを知って、
もっと幸せになりましょう
 
 
 
 
「魂が幸はふ」 
ことばはじめ
 
 
 
ことばの成り立ちを知り
感性を磨きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「言葉が幸はふ」
 ことばなかば
 
 
 
 
日本語の源は母音にあり!
母音の秘密に迫ります。
 
 
母音がわかれば、
言葉がわかる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「人生が幸はふ」 
ことば成就
 
 
 
 
からだと言葉のつながりを知っていますか?
総ざらいは言挙げで、
 
 
人生満願成就!
 
 
 
 
 
 
 
 
各90分 5,000円
 
 
4月より、順次開催予定です。
 
 
 
 
 

お問い合わせは、こちらまでお願いいたします。

 
 
 
 
 
 

「マリンブルーな季節」 4

 
  4

 

 やるせない思いを振り切るようにカーテンを開けると、夏の日差しが無遠慮に部屋の中に差し込んだ。さらに窓を開けると、潮の香りが一気に押し寄せてきた。  

 南向きの真一の部屋からは、的矢湾が一望できる。入り江に浮かぶ養殖いかだ。港に繋がれた大小様々の漁船。遥か沖を行く船。青い空。白い雲。まばゆいばかりの太陽。

 この部屋の、この窓から毎日海を眺めながら、兄は哲也と共にヨットで世界を目指す夢を見ていたのだ。

 目を閉じて、大きく息を吸う。胸の中一杯に潮の香りが広がる。

「真奈子」

 息が止まる。

 それは兄の声に思われた。

 目を開けて辺りを伺うが、誰もいるはずがない。まして、3年前に亡くなった兄のいるわけがない。

 声は、海のほうから聞こえたように思えた。

 窓から体を乗り出して、海を見つめる。その時、潮の匂いをはらんで吹きつける風の中に、再び兄の声を聞いた気がした。

 真奈子は部屋を飛び出した。階段を下り、玄関で母の古びたサンダルをつっかけると、一目散に海へ向かった。脇目もふらず、ただひたすら海を目指して坂道を転がるように下った。

 

 海へ、海へ。

 真奈子の目には海しか見えていない。

 息を切らしながら、ようやく浜辺にたどり着く。

 照りつける夏の日差し。

 遠くから迫ってきては遠ざかる、波の音。

 胸の奥まで覆い尽くす潮の香り。

    サンダルを脱いで、裸足になる。

 足の裏の砂がきしむ。

    ふらふらと歩みを進める。

 乾いた砂の感触が、やがて湿り気を帯び始める。

 足首の辺りを掠めるように撫でる波。

 足の裏で確かな存在を示していたはずの砂は、ささやかな波のひと揺れでもろくも崩れ、流れ去る。

 歩いても歩いても、踏みつけても踏みつけても、次の瞬間には儚く消える足の裏の砂。

「お~い」

 誰?

「おーい」

   考古は、さらにはっきりと聞こえてきた。

 声の方を振り返ろうとして、波に足をとられて転ぶ。

「お~い。大丈夫かぁ」

 見慣れない車から1人の若者が降りてきて、こちらに駆けてくる。ドアのところに《民宿  つぼや》の文字が読めた。

 哲ちゃん?

 それは、兄真一の盟友、哲也だった。

「おう、真奈子。大丈夫か?    おばさんから、今日帰ってくる聞いて、駅まで迎えに行こうと思ってたんや。なんや、えらい早う着いたんやな」

 哲也の話す声を聞きながら、なぜか真奈子はその場に泣き崩れた。

 

 兄の真一と哲也は、もと鳥羽の高等専門学校のヨット部の、欠くことのできない仲間だった。

 ヨットの種類には大きく分けて、2つある。

    1つは、キャビンがあり、船内で生活できるように作られた《セーリングクルーザー》。よくお金持ちが持っているというのが、これだ。

 もう1つは、キャビンや居住性を持たない小型ヨットの《ディンギーヨット》。彼らの乗っていたヨットだ。

 

 真一がスキッパー、哲也がクルーとして息のあった2人は、国体を始め数々の全国大会で常にトップクラスの成績を収めていた。

 早々と各大学から推薦入学の打診を受けており、2人は共に同じ大学に進み、470級でオリンピックに出場するのが最大の夢であり、目標だった。

 だが、今から3年前、進学する大学も無事決まった、高校3年の夏も終わりの頃だった。ヨットの練習中、どこからか進入してきたモーターボートと衝突。哲也は軽い打撲と擦り傷程度で済んだが、真一の方は頭骸骨骨折、そのまま帰らぬ人となった。

 その後、怪我の癒えた哲也は、ヨット部を辞めたばかりか大学へも進学せず、実家の民宿を継ぐ決心をしたのだった。

 

つづく

水天宮へ

小雨混じりのお天気の中、気の置けない友人と水天宮へお参りに行きました。
 
 
 
 
狛犬さんも、格好いい!
 
 
 
 
 
 
ランチは、イル プロフーモ さんで。
 
 
 
 
初めて行ったイタリアンですが、
センスのいい内装に
本格的なお料理で、大満足でした。
 
 
 
あ、そうそう、
おみくじは、嬉しい
 
 
 
大吉
 
 
 
でした。
 
 
 
 
 
ありがとうございました。