マンガを読んで、胸踊る思いをしたり、感動して泣いたこともある。
マンガには、感情に訴えかけるチカラが、確かにあるとは思う。
けれど、マンガさしか読んでいないと、読解力は身に付かないんじゃないかと思う。
だって、あれこれ想像を巡らさずとも絵で示されちゃってるから。
でも、実は読解力って、ものすごく大事。
マンガを読んで、胸踊る思いをしたり、感動して泣いたこともある。
マンガには、感情に訴えかけるチカラが、確かにあるとは思う。
けれど、マンガさしか読んでいないと、読解力は身に付かないんじゃないかと思う。
だって、あれこれ想像を巡らさずとも絵で示されちゃってるから。
でも、実は読解力って、ものすごく大事。
先日の<思いつきのひと言>に書いたことを、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
まず今回は、言葉は全てであって、全てではないということについてです。
言葉が全てではないということですが、たとえば、
この言葉さえ唱えていれば、幸せになります
といって、ある言葉をひたすら唱えるだけでは、やっぱり幸せにはなれないと思うのです。
その言葉を唱えている自分の心の状態が大切だからです。
どこかで、疑いの気持ちを持ちながら唱えたところで幸せはやってきません。
けれど、心の在り方に影響を与えるという点で、言葉を唱える意味はあります。
それでは、言葉が全てといのは、どういうことでしょうか?
と聞いて思いつくのは、どんなことでしょう。
多くの人は、会話を想像するのではと思います。
つまり、人とやり取りするために使うもの。
でも、考えてみてください。
わたしたちは、何かを感じたり考えたりするときにも、言葉を使っています。
ふと心にわき上がる思い。
それも、言葉を伴っています。
あれこれと巡らす考え。
そこにも、言葉が存在しています。
つまり、わたしたちは、たとえ一人きりでいたとしても、そこには常に言葉があります。
わたしたちは、常に言葉と共にあるのです。
だからこそ、言葉は大切なのです。
言葉には、言霊というエネルギーが込められています。
言葉というより、そもそも50音の1音1音に固有のエネルギーがあり、言葉はその集合体です。
このエネルギーの捉え方が大切です。
たとえば、
光
というエネルギーに、あなたはどんなイメージを持ちますか?
暗闇を照らすもの
というイメージが、強いかなと思うのですが、果たしてそれだけでしょうか。
疲れて休みたいときの光は、あまり有り難くありませんね。
ゆっくり休むには、暗い方が落ち着きますね。
エネルギーには、いいも悪いもありません。
状況に応じた使い方が重要です。
普段、口にするだけでなく、思ったり考えたりするときにクセになっている言葉はありますか?
その言葉には、どんなエネルギーが込められており、そして、あなた自身、どんなイメージを持っていますか?
一度、じっくり振り返ってみることをおすすめします。
近々、そんな振り返りに役立つワークショップも開催する予定です。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
本が好きです。
内容はもちろんだけれど、
それだけではなく、
装幀とか、紙質だとか、文字の配列だとか、
そんな本の全てが好きです。
本という総合芸術が好きです。
わたしは、ことだま講座とい名称の日本語に関する講座をしているけれど……
日本語だけが凄いというより、言葉って凄いと思うのです。
でも、
でも、
決して言葉だけがすべてではないのです。
確かに、誰かのひと言に傷ついたり、逆に誰かのひと言に勇気づけられたり、言葉には素晴らしいチカラがある。
でも、それがすべてではないのです。
人生って、それぞれの人が一生をかけて創り上げていく、言葉も含めた総合芸術だと思うのです。
楽しいことや辛いことや、面白いことや悲しいことや、色んなものがいっぱい詰まった総合芸術だと思うのです。
だから、生きるって楽しいと思うのです。