二人の旅行の始まりは……

今でこそ、少々贅沢とも言える旅行をしている、わたしたち夫婦ですが、

その昔は経費節減のために、夫の海外出張にくっついていき、

仕事の合間にちょこちょこと観光をする。そんな形での旅行でした。

それでも色々な国に行けたのは、とてもラッキーでした。

 

空港から電車や地下鉄を乗り継いで、ロンドンの石畳の上を

大きなスーツケースをガラガラと引きずってホテルを探し回り、

ようやく探し当てたホテルの部屋は、ベッドの上でしかトランクを

開けられないほどに狭い部屋でした。

 

 

大好きなカムデン・マーケット

 

 

たまたまその時ロンドンに住んでいた夫の友人に、

郊外のマナーハウスに連れて行ってもらったことも。

 

マス?の塩焼きや、キノコのバター炒めなど、シンプルな料理が、

とても美味しく感じられました。

 

 

 

夫が仕事中は、一人で近くのショッピングセンターをぶらついたり、

カフェで本を読みながら時間を過ごしました。

 

 

初めてのセドナは、夫がニューヨークで仕事中に一人で行きました。

ニューヨークからフェニックスまで国内線で4時間半、

それからシャトルバスに揺られること2時間半。

 

この頃、まだ英語は全然話せなかった。。。

 
その後、英会話スクールに2年通ったけど、恥ずかしながら今でもそんなに話せない。

 

 

夫に予約してもらったホテルは、日本人がよく利用しているとのことで、

日本語のわかるスタッフがいると思い込んでいたら、

誰一人日本語のわかるスタッフがいなくて、唖然……

 

 

しかし、現地で日本語のわかるガイドさんを頼んでおいたので、

何とか二泊三日過ごすことができました。

 

 

クアラルンプールでの仕事を終え、

そこからプライベート旅行に切り替え行ったランカウイ。

マングローブの森ツアーに行ったりして面白かったです。

 

 

ロンドンで、一日空いたので、バスの日帰りツアーに申し込んで行った、

バースとストーンヘンジ。

 

 

 

また、スコットランドではホテルでひと休みしてから夕飯を食べに出ようと

仮眠したら二人とも寝過ぎてしまい、いざ外出したら店という店がみんな既に閉店。

仕方なく、部屋で日本から持ってきたカップラーメンを食べようとして、

お湯を沸かしたまではいいのですが、お箸もフォークも持ってくるのを忘れ、

歯ブラシで麺をすくって食べたのも、今ではいい思い出です。

 

 

スペインの街角で

 

 

 

 

夫とわたしは、どちらも一度全てを失うという経験をしています。

 

結婚するとき、わたしは言いました。

 

 

わたしたちは不幸の前払いをしたから、これからは幸せしか来ないよ

 

 

それと同じで、旅行にしても、それはそれで楽しかったとはいえ、

かなりの節約旅行をしてきたので、

今、そしてこれからは、少しばかりの贅沢をしても、バチは当たらないでしょう。

 

そんなわけで、これからも、楽しい旅行のお話をしていきたいと思います。

 

 

 

*掲載した写真は、アルバムを撮影したものです。

四季島の旅 ⑩

いよいよ四季島の旅も、最終日。

 

朝は列車内で静かに過ごしました。

 

鶴岡「アル・ケッチァーノ」奥田政行さんによる朝食は、

野菜もたっぷりで、体の中から爽やかに。

 

 

 

そのあと、わたしが一番行きたかった所、燕市へ。

道路標識のポールも、ナイフやスプーンの形をしています。

 

 

 

お邪魔したのは、玉川堂(ぎょくせんどう)さん。

 

 

鎚起銅器(ついきどうき)の技を守り続けています。

 

 

職人さんの働く姿には、心惹かれます。

 

 

四季島最後のお食事は、車内での握り寿司でした。

 

新潟の寿司職人の方々が列車に乗り込んで握ってくださったお寿司を、

美味しい地酒とともに堪能させていただきました。

 

 

 

上野駅に着くと、「プロローグ四季島」で、フェアウェルパーティー。

クルーの皆さんから一言ずつ、ご挨拶がありました。

 

こちらこそ、大変お世話になりました。

 

そして、車庫へと戻ってゆく

四季島をみんなで見送ります。

 

 

 

わたしたちを『深遊探訪(しんゆうたんぼう)』の旅へと

いざなってくれた四季島、ありがとう。

 

 

旅紀行『四季島の旅』は、これにて終了です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

思いつきのひと言

勝負というのは、必ずどちらかが勝って、どちらかが負ける。

 

共に勝ち残ることは許されない。

 

この至極当たり前のことが、大変に辛く感じられる。