届ける

その昔、ありがたいことに新聞にエッセイを連載させていただく機会がありました。

 

けれど、井の中の “ 天狗 ” だったわたしは、ただひたすらに自分の言いたいことを、

これでもかという感じで書いていました。

 

そんな頃、ある方から、こんなことを言われました。

 

 

 

雑誌とかなら読者層もある程度決まっているからいいよ。

でも、新聞は最も不特定多数の人が読むものだからね。

 

 

でも、井の中の “ 天狗 ” だったわたしは、

 

だから、なんなの?

 

という感じで聞く耳を持ちませんでした。

 

 

 

今、こうしてブログにあれこれ書くようになって、『伝えたい』という思いは、昔と変わらずあるのですが、

それを伝えるのではなく、どう優しくお届けできるのか、そんなことを考えながら書くようになりました。

 

 

昔言われたことが、20年近くも経ってようやく理解できたという、なんとも間抜けなお話。

思いつきのひと言

わたしたち夫婦は、わたしが49歳、夫が56歳の時に再婚しました。

だから、子どもをつくって育てるということがありません。

そんなわたしたちは、永遠に家族にはなれない。

そのかわり、ずっと恋人でいられると思うのです。

アフリカンな日々 その7

ジンバブエのゲームサファリで感じたことは、『命』です。

 

自然の摂理の中で生きる野生動物たちの姿は、荘厳で神々しささえ感じられました。

広大な大自然の大地の上で、生きることと真剣に向き合いながら生きる動物たち。

けれど、その様子はあくまで長閑で、時にユーモラスでもありました。

 

『命』を繋ぐこと。

自らの命と、種の命。

そのために、いただく他の動物の命。

都会で暮らすわたしたちが、うっかり忘れがちなこと。

わたしたちの命も、他の命によって繋がせていただいているのです。

 

そのことに改めて氣づかせてくれた野生に暮らす動物たちには、本当に感謝です。

 

 

 

さて、飛行機に乗ってヨハネスブルクに戻り、すぐにバスに乗り換えてブレトリアという街に移動しました。

ヨハネスブルクは、今世界一番危険な場所と言われているそうです。

元々いたマフィアと中国マフィアが幅をきかせていて、観光バスに乗っていても襲われることがあるとのこと。

というわけで、ヨハネスブルクでは空港から速やかに観光バスに乗り、一目散に移動です。

 

 

 

ブレトリアにはネルソンマンデラ氏の大きな銅像が建っています。

 


 

南アフリカといえば、わたしたちの脳裏に浮かぶのは、ほんの20数年前まで行われいたアパルトヘイトではないでしょうか?

 

今回、ブレトリアから付いてくださった現地ガイドの方は、そもそもはアパルトヘイトの取材のために南アフリカへ来て、そのまま住み着いた日本人男性です。

きっと、アパルトヘイト後の南アフリカの行く末も見守りたかったのではないでしょうか。

そんなわけで、彼から詳しくアパルトヘイトについて教えていただけたのも、今回の旅行の大きな収穫でした。

 

人が人を差別するなんて、やっぱりあってはいけないことだと思うのです。

 

 

 

ですが、このブログの世界では、皆様に美しい花を見ていただきたいと思います。

 


ジャカランダです。

 

日本で言うと桜のような存在でしょうか。

木の大きさや雰囲気も似ています。

けれど桜より開花期間が長く、散るときも花びらではなく、蕾ごと落ちます。

 

今回のツアーは、このジャカランダの花を見るもの、目玉の一つでした。

 


本当にこうやって落ちていたのです。

かわいいなと思って写してみました。