花と撮る

 
わたしは、
 
 
 
ガハハ
 
 
 
と、大口を開けて笑うのは得意ですが、
 
 
 
 
ニコッ
 
 
 
と、歯を見せて笑うのが苦手だと、
先日、集合写真を撮った時に氣がつきました。
 
 
 
 
 
とても、素敵な笑顔で写っている方がいて、それで、氣がついたのです。
 
 
 
鏡の前で、やってみようとするのですが、
 
 
 
不自然な笑顔になる……
 
 
 
と、思っていた時に目に留まったのが、
 
 
麻紗子さんの記事。
 
 
 
 
 
 
 
彼女の写真はフェイスブックで、よく見ていたし、
写真を撮ってもらったこともあります。
 
 
 
 
でも、花と撮るって
 
 
 
恥ずかしい……
 
 
 
 
木や草となら、照れずに撮れると思うけど
花とは、
 
 
 
 
あ~
 
 
ダメダメ
 
 
恥ずかしい
 
 
似合わないでしょ
 
 
 
と思いはしたものの、以前、深谷のイベントに行ったとき、
すごく気持ちがよくて楽しかったので、つい、申し込んでしまったのでした。
 
 
⏩️ 深谷ラブ
 
 
 
 
 
申し込んでしまってから、改めて、
どうやって行くんだっけ?と調べてみたら、
 
 
 
 
遠い!
 
 
 
 
 
そう、深谷って、遠かったんだ。
 
 
 
深谷の素晴しさだけが印象に残っていて、
遠かったことが、すっかり記憶から抜け落ちていました。
 
 
 
でも、午後の撮影をお願いしたので、そんなに大変ではありません。
 
 
 
得意の『小旅行』気分で出掛けます 🎵
 
 
 
 
当日、電車に乗っていると、麻紗子さんからメール。
 
 
 
実家の庭が、今とても素敵だから、
撮影前に行きませんか?
 
 
 
 
行く
 
行く
 
 
行く~  💕
 
 
 
 
即答です。
 
 
 
 
 
 
 
 
突然お邪魔したのに、
お母様が優しい笑顔で迎えてくださり、
お庭を案内していただきました。
 
 
 
 
 
 
下は、原種のチューリップだそうです。
 
 
 
 
 
 
 
麻紗子さんは、いつもこの木の下で
太極拳の練習をしていたそうです。
 
 
 
 
 
 
 
お母さまが、わたしに
あれこれと花苗をくださろうとして、
麻紗子さんが、
 
 
 
 
ゆみこさん、電車だから……
 
 
 
と言う横から
 
 
 
 
 
大丈夫です❗️
 
 
 
持って帰れます
 
 
 
いや、持って帰ります。
 
 
 
いざとなったら、
駅からタクシーに乗ります
 
 
 
と言い張って、
くださるという苗を全てありがたく
いただいてきました。
 
 
 
 
なんという幸運 ✨✨✨
 
 
 
 
お母様
 
 
神様
 
 
ありがとう
 
ありがとう
 
ありがとう~
 
 
 
 
何度言っても言い足りないくらい嬉しかった 💖
 
 
 
 
そして、麻紗子さんのご自宅へ
 
 
 
これが、また素敵で
 
 
 
 
 
 
 
 
写していただいた写真は、
後日、ご紹介させていただきます。
 
 
 
 

ひょんなことからワークショップ開催

 
 
今日は、フラワーフォトを撮ってもらうため、
深谷の麻紗子さんのお宅にお邪魔することになっていました。
 
 
すると、前日に麻紗子さんから、
 
 
 
せっかくなので、新元号のワークショップも受けられませんか?
 
 
とのご連絡。
 
 
 

はい、喜んで ❗️

 
 
 
とお返事し、麻紗子さんがフェイスブックで告知したら、
あっという間に満席となりました。
 
 
 

麻紗子さん、すごい 😆⤴️

 
 
 
ありがたいことです。
 
 
 
 
というわけで、フラワーフォトの撮影後にワークショップを開催することに。
 
 
 
 
 
麻紗子さんのご自宅。
 
素敵な空間に、癒されます。
 
 
 
 
 
 
実は、このワークショップ、18日が初お披露目の予定でした。
 
 
わたしも、そのつもりでノンビリ構えていたのです。
 
 
それが、突然の嬉しい開催決定。
 
 
 

大変だ ❗️❗️

 
 
 
とばかりに、昨日頑張って資料を作成・完成させました~
 
 
 

ほっ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワークショップの始めに、言霊についての基本的なお話をし、
それから、昭和・平成を振り返りながら、令和も含めた言霊のお話。
 
 
締めくくりは、みなさんの
 
 
 

望み

 
 
 
を叶えるべく、令和のエネルギーを取り入れた
ワークをしていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして最後に、麻紗子さんに写真を撮ってもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
って、麻紗子さんの写真がない~❗️❗️
 
 
 
なので、フェイスブックから写真、お借りしました。
 
 
 
 
 
 
 
麻紗子さんをはじめ、ご参加くださった皆さま、
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 

「マリンブルーな季節 2019」 8

   8 

 辺りはすでに熱気に包まれていた。

 50席ほどある店内は、週末ということもありほぼ満席の状態で、1人でやってきた真奈子は、4人がけのテーブル席に他の女性3人グループと相席にさせられた。3人が3人とも、真奈子のことを品定めするように一旦は凝視したが、すぐに仲間ではないと察したかのように、今夜出るグループの情報交換に夢中になった。

《夏のファイナルコンサート》とあったので、勝手にKIXのオンステージかと思い込んでいたが、ほかにも2つのグループが出るらしい。

  駆け出しのグループのうちは前座として1曲のみの演奏。やがてファンが付き、それ相応の客が集められるようになって、初めて単独のステージを持たせてもらえるらしい。KIXのステージは、いわゆるトリで3曲演奏できるのだから、今日出演するグループの中では有望株ということか。

 相席になった常連客や周りから聞こえてくる会話で、真奈子はおおよその状況を知った。

 と、誰かが背中を突ついてきた。振り向いた真奈子の鼻先に、ポケットティッシュが差し出された。

「1人でこんなところに来るなんて……。寂しい時は電話しておいでよ。待ってるよ」

 声の主は、そう言うと、ニヤッと笑って片目をつぶってみせた。まるで、そうすれば女の子がみんな喜ぶと思い込んでいるかようだった。

 目の前に置かれたポケットティッシュをひっくり返してみると、ピンク色のチラシ挟み込まれてあった。

《寂しいあなた。お電話してね♡  ツーショット&伝言 女性専科》

 女性向けにも、こんなものがあるとは知らなかった。腹立たしいはずなのに、大人の女に見られたようで、悪い気はしなかった。

「危ない、危ない。だめですよ、こんなところに電話しちゃ」

 穏やかな声。顔を上げると、1人の男性が立っていた。年の頃は30半ば過ぎといったところだろうか。よれよれのスーツを着て、冴えないおじさんのように見えた。

    なんで、こんな人が、こんなところにいるのだろうと思っていると、

「どこから入ったのかな。入り口でチェックしてるはずなんだけど」

 言いながら、真奈子の手からチラシを取り上げた。

「気をつけてね。あなたみたいな人は」

 その男性は、穏やかな微笑みを浮かながら去っていった。

「ねえ、今のKIXのマネージャーだよね」

 3人組の1人が言った。ほかの2人が頷き返し、3人が3人揃って、

「この女、何者?」

と言いたげな顔で真奈子を睨んだ。

 真奈子が訳もわからず縮こまっていると、ありがたいことに会場が暗くなってステージが始まった。

 最初の2つのグループの演奏が終わり、KIXが登場してきた。染めずにいる黒い髪、黒いスーツの5人組にはすでにファンもついていているようだ。

 ヴォーカルの声はハスキーな中に甘さを含んで、何とも心地よく響き、その細く長い指が、曲に合わせて柔らかく宙を舞う。

    会場にいる誰もが、その姿をうっとりと眺めていた。

      ラストの曲では、客席のあちらこちらから声援が飛び、花束を渡しにステージに駆け寄る少女の姿も見られた。

 彼らの演奏中、真奈子は時々、袖にいる先ほどの男性の方を盗み見た。その男性は、冴えない風体とは裏腹に、熱く真剣な眼差しでステージを見つめている。その視線の先にはKIXが、そして心を込めて歌い上げるヴォーカルの姿があった。

 あんな眼差しで、自分も見つめられたい ――

 思いもかけない感情に、真奈子の胸が熱を帯びた。

 ステージが終わると、ファンたちがぞくぞくと楽屋の出口に向かっていく。かの3人組は、真奈子と一緒だとKIXに近づけるのではないかと思ったようで、「行こ」と有無を言わさない勢いで真奈子を楽屋口へと引っ張っていった。

「だから、誤解だってば」

 真奈子の遠慮がちな声は、だが、彼女らの耳には届かない。

 楽屋口には、会場とは別の熱気が渦巻いていた。

「誰か、お持ち帰りされるのかしら」

「いやいや、山内さん厳しいから…」

 山内というのは先ほどの男性で、KIXのマネージャーらしい。

 道端に停まっていたライトバンにメンバーが乗り込むと、

「お疲れさん」

 山内が声をかけながらライトバンの打をバタンと閉めて、メンバーを見送った。

 3人組を始め、ほかのファンたちも「あーあ、行っちゃった」と落胆の声をあげながら、そそくさと帰り始める。真奈子は、完全に無視され、置いてけぼりを食った。みんなの背中が小さくなっていく。

「あれ、仲間外れにされちゃった?」

 山内が近づいてきて、笑顔で言った。

「さっきの、『あなたみたいな人は』って、どういう意味ですか」

 せっかくだからラーメンでもおごろうという山内について、店の近くのラーメン屋に入るや否や、真奈子が聞いた。なぜだか、山内には遠慮なく話すことができる自分が不思議だった。

「あれ、そんなこと言ったっけ」

「言いましたよ。あれ、わたしがいかにも田舎者に見えたってことですか」

「いや、そんなんじゃないですよ。なんていうか…困ったなぁ。そんな意味じゃなかったんだけど」

 本当に困ったような顔で言う山内に真奈子はつい吹き出して、その顔を見た山内が、ほっとしたように話を続けた。

「いやね、ああいう所にくるにしては、大人しそうというか、真面目そうというか。いや、ライブハウスに来る人たちがそうじゃないって意味ではなくて…でも、何か違う感じがして…なんか、危ういっていうか…」

(危うい?)

 聞き返したかったが、折よく出てきたラーメンの魅力に負けてしまったのだった。