ことだま幸はへ講座

 
連休明けから、リニューアルした
 
 
 
ことだま幸はへ講座
 
 
 
を開催いたします。

 

 

ロールケーキ  お一人様から受けていただけます。

ロールケーキ  リクエストに応じて、内容を変更することも可能です。

 

 

 

 

幸はふ

 

とは、幸運に栄えるという意味です。

 

ことだまを知って、幸せな人生を創り出していけるようになりましょう。

 

 

ヒヨコ『魂が幸はふ』ことばはじめ

 

言葉の成り立ちを知り、感性を磨きます。

 

 

セキセイインコ黄『言葉が幸はふ』ことばなかば

 

日本語の源は、母音にあり!

母音の秘密に迫ります。

 

 

まじかるクラウン『人生が幸はふ』ことば成就

 

体と言葉のつながりを知っていますか?

総ざらいは言挙げで、人生満願成就!

 

 

 

各回とも、

 

ぽってりフラワー 所要時間  90分

ぽってりフラワー 参加 5,000円 

ぽってりフラワー 開催場所 カフェ等

 

💟  お一人さまからお受けいただけます。

 

 

「マリンブルーな季節 2019」 13

13

 

 8日後。

    秋の日は短く、傍らを削ぎ取ったような月が夜空に浮かんでいた。

 鹿鳴館の入り口には、すでに開場を待つファンの長い行列が出来ていた。真奈子も、そこに1人加わった。

 今夜から、毎年恒例となっている《鹿鳴館ロックフェスタ》が始まる。このステージに立つことが、ロックを志す若者の夢だ。業界人も多数招待されていて、彼らの目に留まれば、メジャーデビューという夢物語の扉が、現実となって目の前に開かれる。

 

《鹿鳴館ロックフェスタ》

 ロッカーたちの熱い舞台が今、幕をあける。

 

 年間1,200ほどのバンドが、ここ鹿鳴館のステージに上がる。メジャーデビューできるのは、そのうち5バンド程度だ。そして今日から始まるロックフェスタに出演する30バンドこそが、そこに限りなく近い場所に位置していることは間違いない。

 KIXの出番は、初日の6番目だった。

 7色に染めた髪の毛をムースで固めたり、奇抜な衣装のバンドばかりが続いたあとで、髪も染めず、黒いスーツ姿で揃えたKIXの登場は、とても新鮮に映った。スタンディングで興奮状態にあった客が、1人また1人と椅子に座り直し、KIXの演奏にじっと耳を傾け始めた。これまでと異質な、地の底から湧きあがってくるかのような熱気が、会場を静かに包み込む。

 だが、真奈子の心は別のところにあった。

 舞台の袖に目を向ける。山内の姿はない。

 客席を見回す。隅から隅へと、隈なく目を走らせる。しかし、会場のどこをどう探しても、山内の姿は見つけられなかった。

 真奈子は、外に出た。

 

 鹿鳴館のステージでは、KIXの演奏がまだ続いていた。夜気に体が震える。季節は秋から冬へと足早に変わろうとしていた。山内のスマホに電話を掛けてみるが、すでに解約された後だった。

 

 意を決して、再びアパートに向かう。

 アパートに着く頃には、冷たい風も吹き出して、真奈子はコートを羽織ってこなかったことを後悔した。

 見上げると、山内の部屋の電気は消えていた。無駄とは思っても、部屋の前まで行ってみないことには、気持ちが収まらなかった。

 ドアの新聞受けからは、溜まった新聞が溢れていた。案の定、いくらチャイムを鳴らしても、人の出てくる気配はない。

 8日前、この部屋の中に山内を見、言葉も交わしたのだ。一体どこへ消えたのか。

 真奈子は消えゆく山内の背に重なる女の白いうなじに、激しい嫉妬を感じた。

 

 

つづく

 

石神さん

急に実家に帰ることになり、
直前に検索して、たった一部屋だけヒットしたのが、相差の宿、
それも、シングルルーム。
 
 
 
 
 
宿の近くに
 
 
 
 
 
 
という、女性の願いなら、必ずひとつは叶えてくださるという
パワースポットがありました。
 
 
 
 
伊勢や鳥羽には来ても相差まではなかなか来ません。
 
 
 
せっかくなので、翌朝行ってみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
石神さんは、ここ神明神社の参道にあります。
 
 
 
 
 
境内に足を踏み入れた途端、
 
 
 
 
ここへ来ただけで十分
 
 
 
 
という満足感で胸がいっぱいになりました。
 
 
 
 
 
 
 
右手がお稲荷さんで、その向こうに石神さん、
奥が神明神社のお社です。
 
 
 
 
 
手水舍で手と口を清めて進みます。
 
 
 
 
手前に願い事を書く台があり、そこで記入した紙を手に奥へ
 
 
 
 
 
お賽銭箱の両隣にあるのが願い箱。
 
 
ここに願い事を書いた紙を入れて、お参りします。
 
 
 
 
 
神明神社の狛犬さんたち。
 
 
 
それから、本殿。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
山の神様にも、ご挨拶。
 
 
 
 
 
 
 
 
石神さんのストラップお守りです。
 
 
 
 
 
 
 
それから、お守り
 
 
 
 
 
お守りの裏の不思議な模様は、
 
 
 
ドウマン・セイマン
 
 
 
といい、海女さんたちが磯着にしるす魔除けのおまじないです。
 
 
 
ちょっと調べてみました。
 
 
星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)を貝紫色で描く
または黒糸で記し、海での安全を祈願する。

磯ノミ、磯ジャツ(上着)、磯メガネなど、
海女の用具全般に記され、
また、漁夫の褌にも記されることもある。

星形は一筆書きで元の位置に戻り
始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなく、
また海女達の口伝に寄れば元の場所に戻る=「無事に戻ってこられるように」
との祈りを込めたともいわれ、
格子は多くの目で魔物を見張るといわれる。

 

今回の旅は、

 
 
平成から令和への変わり目であり、
 
 
今連載中の小説の主人公の出身地のモデル地である
相差でのシングルルーム宿泊。
 
 
 
宿の近くにあった石神さんへのお参り。
 
 
 
 
それもこれも、急なことによる一人旅だったからこそでした。
 
 
 
あとから振り返ってみると、なんだか相差に、
そして石神さんに呼ばれたかのような、そんな旅でした。