40.夢に勇気をもらう

上京する準備は、すべて整いました。

あとは、引っ越しするのみです。

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東京での一人暮らしは、ちゃんとできるだろうか?

仕事は覚えられるだろうか?

職場のみなさんと仲良くできるだろうか?

 

心配し始めるときりがありません。

そんな、ある晩のこと。

こんな夢を見ました。

 

目の前に長い長い階段があります。

 

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階段の先は、遥か彼方、雲の中です。

上った先にどんな世界が広がっているのか、

下から見上げるだけではわかりません。

 

ただ、空に広がる雲が虹色に輝いているので、

美しい世界があるのだろうことは想像に難くありません。

 

それにしてもの、長い階段です。

 

 

 

こんな長い階段、わたしに上りきることができるのだろうか?

 

 

 

夢の中で、わたしは逡巡しています。

上って行けば幸せになれそうです。

でも、あまりにも長過ぎて、途中で挫折してしまいそうです。

 

しばらくは空の彼方に続く階段を見上げていたのですが、心を決めました。

 

 

 

よし、上ろう。

 

 

 

わたしは、勇気を出して最初の一段に足をかけました。

次の一段

その次の一段・・・

 

 

 

 

すると、どうでしょう。

階段がエスカレーターに変わり、

音もなくスーッと上に上がっていくではありませんか。

 

 

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そこで、目が覚めました。

東京での生活は、きっとうまくいく。

そう確信しました。

 

 

 

わたしは思うのです。

生きていれば辛いことや苦しいこともあるでしょう。

いつ、そこから抜け出せるのかと途方に暮れることもあるでしょう。

それは天(あるいは神様)があなたを試しているのです。

 

 

 

お前に、この階段を上る勇気はあるか?

 

 

 

と。

 

 

 

でも、勘違いしないで欲しいのです。

天が試しているのは、階段を最後まで上るかどうかではないのです。

最初の一段に足をかける勇気、それだけなのです。

 

目の前に困難があると、最初の一歩すら怖くて、

なかなか踏み出せませんよね。

 

でも、その一歩を踏み出したとき、

あなたの目の前の階段は、きっとエスカレーターに変わります。

 

そして、あなたをあなたの行きたい場所へと、きっと運んでくれます。

 

わたしは、そう信じています。

 

 

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心の歌

先日、紅子さんのブログを読んで思い出したことがありました。

 紅子さんのブログは、こちら

 

引っ張り出してきたのは、わたしが四日市文芸賞を受賞したときの、「受賞の言葉に代えて」という文章。

 

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3部構成で書いた中のひとつが、≪ 心の歌 ≫です。

 

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   ≪ 心の歌 ≫

 

私は歌を歌うことが苦手である。

もっと正しく言えば音痴である。

私は歌が歌えない。

 

だから私は文章を書く。

音符の代わりに言葉を置いて、リズムを刻んでメロディーを奏でる。

大好きな「言葉」を使って、自分の呼吸で文を連ねる。

 

私の書く文章は、私の歌う歌である。

 

DSC_0004                                                                                                 (1996.2.15)

✑ ✒ ✑ ✒ ✑ ✒ ✑ ✒ ✑

 

ちなみに、丘由実というのは、昔のペンネームです。

≪ 文芸の道 ≫ 連載始めます

今、『言靈ワークショップ』の見直し作業をしています。

新しいメニューは、9月スタートの予定です。

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新しいメニューを始めるにあたり、このところずっと「自分の大切にしたい思いは何か」ということを、考えています。

自分と向き合う日々です。

そんなとき、

 

そういえば、昔エッセイで、こんなこと書いたっけ

 

と思い出した一節があり、押し入れの奥から、かつて書いた原稿を引っ張り出してきました。

残念ながら、目指した原稿は見つけられませんでした。

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けれど、久しぶりに目にした数々の原稿に書かれている思いは、今もあまり変わっていないと、再認識しました。

拙い文章ではありますが、これから少しずつブログで発表していきたいと思います。

 

興味がおありの方は、どうぞお付き合いくださいませ。

 

注)わたしがプロの作家を目指していた頃というのは、井の中の蛙、ではなく、井の中の天狗であった時期でもあり、どの文章も肩に力が入りすぎているように思えますが、ご愛嬌ということでお許しください。