ワークショップ日本語の素晴らしさ再発見 in ニューヨーク

ワークショップinニューヨーク

このたび、ニューヨークで子育てをしていらっしゃる日本人のお母さま方からお招きをいただき、ワークショップを開催させていただけることになりました。

テーマは、

日本語の素晴らしさ再発見

 

言葉がどうしてできてきたのか

その中で、日本語にはどんな特徴があり、他の国の言葉とどう違うのか

日本語、特にひらがなに込められたエネルギーについて(言靈)

名前はどうしてその名前に決まり、そこにはどんな意味があるのか

そして、子どもたちについ言ってしまう言葉の本当の意味とは

 

といったことについて、ワークショップ形式で楽しくお伝えする予定です。

 

また詳細が決まりましたら、そして開催ののちには、それぞれご報告させていただきたいと思います。

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26.離婚の話 後日談

あとは、向こう(夫)が死ぬのを待つだけだ

 

と言った友人のその後です。

 

数年前、彼女も交えた仲間で約20年ぶりに集まりました。

彼女は言いました。

彼女の夫は心を病んで、お医者さんに処方された大量の薬をビールで流し込む日々を送っていると。

夫婦の会話もなく、今回の集まりにも、泊りがけであるにも関わらず、冷蔵庫にメモを貼っただけで出かけてきたとのこと。

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確かに、彼女の望み通りになりました。

夫は死んだのです。

ただし、死んだのは心の方でした。

 

だから、あの時、離婚しておけば良かったのに

 

ということを言いたいのではありません。

なぜなら、そうなったのは、離婚しなかったことそのものが原因ではないからです。

 

離婚に限らず、人生では何度か岐路に立たされることがあります。

そんな時は、

 

自分がどうありたいか。

どんな人生を生きたいか。

 

といったことを、じっくり考える機会なのです。

それは、とりもなおさず自分を大切にすることだから。

自分とじっくり向き合って、ありたい自分の姿、進みたい人生の道のりについて考えたなら、どんな結論を出そうといいのです。

あとは、信じて生きるだけです。

 

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25.離婚の話

今から20年近く前のことです。

わたしの友人が、幼子二人を連れて離婚をすると言い出しました。

すったもんだの挙げ句、結局元の鞘に納まることになった時、彼女は、ふとこう呟いたのです。

 

あとは、向こう(夫)が早く死ぬのを待つだけだ

 

ゾッとしました。

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数年後、わたしは結婚生活に耐えきれず少しノイローゼのようになっていました。

その時、ふとこんな思いが頭をもたげてきたのです。

 

向こう(夫)が、事故かなにかで死なないかな

 

次の瞬間、わたしはかつての友人の言葉を聞いた時の自分を思い出しました。

そして、

 

人が死ぬのを待つような人生は生きたくない

 

と思いました。

もしかしたら、それが具体的な現実問題として離婚を考えた最初だったかもしれません。

 

その後、わたしは本当に離婚しました。

39歳でした。

 

例え仕事を掛け持ちしてでも食っていってやる。

まずは、精神的にも経済的にも自立した一人の人間になろう。

 

そう固く心に決めての離婚でした。

 

この話をすると、たいていの人は、「強い人だ」と言います。

そうでしょうか?

誰でも溺れそうになれば、必死で手足をバタバタさせて、なんとか助かろうとするでしょう。

その時のわたしの心境は、まさにそんな感じでした。

 

では、人の強さとはなんでしょう?

離婚するから強くて、将来が不安で離婚できないから弱いのでしょうか?

一人で生きていたら強くて、そうでなかったら弱いのでしょうか?

そうではないでしょう。

完全に破綻している結婚生活を続けられるというのは、わたしから見ればなんと精神力の強い人かと思います。

 

わたしの思う人の強さとは、

 

自分をしっかり持って揺るがない人

 

です。

 

離婚するとかしないとか、人に頼るとか頼らないとか、そんな表面的なことではありません。

弱いから人に頼ってしまう場合もあれば、強いからこそ自分の弱さをさらけ出して人に頼ることもできる。

そうではないでしょうか?

 

今振り返って考えてみると、わたしは強いから離婚したのではなくて、離婚することで強い人間になりたいと思ったのもかもしれません。

 

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