ゴルフと人生

わたしは今、ゴルフにはまっています。

DSC_0329 *昨年の冬のゴルフ場のイベントで撮っていただきました

 

夫と二人歳を取ってからも、のんびり楽しめるスポーツを

ということで、選んだのがゴルフだったのでした。

歳を取ってからのんびり楽しむためには、今のうちに上手くなっておかなければなりません。

というわけで、特にこの2~3年は、精進の日々です。

LINE_P20160704_211114993

 

ゴルフというスポーツは、完全に自己責任のスポーツです。

基本的には4人で回りますが、そこに審判が一緒について回るわけではありません。

だから、インチキしようと思えばできてしまう。

でも、しない。

それがゴルフです。

 

スコアは、もちろん大事ですが、それよりもマナーやルールが重んじられるといっても過言ではありません。

自分の判断と技術で勝負します。

雨が降ったり風が吹いたりしますが、それは一緒に回っているみんな同じ条件ですから、天気のせいにもできない。

 

今この地点から

どこに向かって

どのクラブを使って

どう打つか。

 

すべて自分で考え、自分の技術で立ち向かう。

迷いが出ると、まずミスります。

いかに自分を信じて打てるか。

だからといって、信じた結果がうまくとは、また限らないのが面白いところでもあります。

むしろ、うまく行かないことの方が、今のわたしには多いくらいです。

判断が間違っていることもあれば、技術が追いついてこないこともあるし、うっかりミスも、もちろんあります。

ミスがあって当たり前。

それが、ゴルフです。

 

DSC_0299

 

 

ゴルフを始めたころ一番つらいと思ったことが、どんなにミスをしてモタモタしても、

 

わたしのことは放っておいて、先に行ってて~

 

とは、言えないことです。

4人で回っていれば、その4人全員のプレーが終わらなければ、次のホールへは移動できません。

 

お先にどうぞ

 

も、

 

先に行って待ってるね

 

もできないのです。

 

 

でも、ありがたいのは、どんなに下手くそでモタモタしたとしても、それは、誰もが通ってきた道。

そのことに文句を言う人は、基本的にいません。

 

他のプレーヤーのことを氣にしつつ、自分のプレーに集中する。

自分のプレーに集中しながらも、互いに氣を使い合う。

 

それが、ゴルフかなと思っています。

 49d2e967b6851e7d6ecd7ff9d908f214_s

 

さんざんミスを繰り返してきた今、悟ったことがあります。

 

例えば、バンカー(砂場)や林の中に打ち込んでしまったとき、これまでは、その時点でミスったと考えていました。

2125d5ba427b140bfe58b03d719e793a_s

 

でも、実はそうではないのです。

バンカーや林の中からでも、次の一打がうまく打てれば、その前のことはミスではない。

次の一打を、焦ったり、取り返そうと欲張って打ち、さらに悪い状況にしてしまった場合に、初めてバンカーや林に打ち込んだことがミスになるのです。

そう考えられるようになってから氣が楽になり、逆にいわゆるミスが減りました。

 

 

これって、何かに似ていると思いませんか?

 

そう、人生です。

 

人生には色々なことが起きます。

でも、そのこと自体に価値があるわけではありません。

価値は、その後の自分の生き方で決まってくるのです。

yam0080-009 - コピー - コピー

 

 

ゴルフと人生は似ていると、最近しみじみ思います。

 

そして、どちらも深い~

思いつきのひと言

すべての言葉に意味があるのは

その言葉を構成している

一つ一つの音に意味があるからに他ならない

今は、泣ける

父が亡くなったとき、母も姉もその体に縋り付いて号泣していたけど、わたしは泣けなかった。

彼らと自分の間に薄いベールのようなものがあり、空間が隔てられているような感じがして、涙ひとつ流さず一人ぽつねんと立っていた。

葬式の日にも、やはり泣けなかった。

わたしの中には、その後の人生の重みというものが大きくのしかかっていて、泣くのが怖かったのだ。

泣いてしまったら、そこから崩れて行ってしまいそうで。

泣いてしまったら、もうそこから頑張れなくなりそうで。

怖かった…

 

 

わたしが父の死を思ってしみじみ泣いたのは、最初の結婚をしてしばらく経った頃だ。

そのとき、初めてわたしは泣いた。

思い切り泣いた。

声を出して泣いた。

 

 

今、わたしはことあるごとに泣く。

夫と喧嘩して泣くこともあるし、お風呂や布団の中で、勝手になにかを思い詰めて、悲劇のヒロインよろしくおいおい泣いてみたり。

 

 

わたしは知ったのだ。

いくら泣いても、人間は崩れたりはしないということを。

むしろ泣いた方がすっきりとして、活力が湧いてくるのだということを。

 

だから、今わたしはなにかにつけて、安心して泣いている。

 

 

94dd097eeddd2c51e9f1c96e9d15edbb_s