ご感想について ⑦

 
 

清之助と言えば、ラストに一人旅立つシーンが印象に残りました。


己の人生に真っ直ぐに忠実に生きた故に、愛情表現が果てしなく偏ってしまった男。
一人旅立つその胸中はいかがなものだったのだろうか…。

哀しみ?
怒り?
空虚?
疑問?

それとも新天地への期待?


妻との別れはこの男に何を残したのか?
秘かにこれは「その後の物語」として是非スピンオフ作品を期待したいほどです。
いつかのネタの1つに加えていただきたいです。

また次回作も楽しみにしています。

 
 
 
ラストの清之助のシーンは、元々なかったものです。
 
けれど、それでは、あまりに何もわからずじまい過ぎると思い、
後から書き加えました。
 
 
清之助は、どこかでこんな自分をわかっていたのではないかと思うのです。
 
 
なので、ラストシーンでの清之助の胸に去来したのは
もしかしたら諦めだったのかもしれません。
 
 
お由布に対してではなく、自分自身あるいは自分の人生への?
 
 
そんな気がします。
 
 
 
 
スピンオフではありませんが、
数年前に、素直に表現できない男を主人公にした、
やはり時代物を電子書籍で出版しています。
 
 
 
それを、次回、新たに書き直して連載するか、青春ものにするか、
または、まったくの新作(ファンタジー)にするか。
 
 
 
現在、思案中です。