届ける

その昔、ありがたいことに新聞にエッセイを連載させていただく機会がありました。

 

けれど、井の中の “ 天狗 ” だったわたしは、ただひたすらに自分の言いたいことを、

これでもかという感じで書いていました。

 

そんな頃、ある方から、こんなことを言われました。

 

 

 

雑誌とかなら読者層もある程度決まっているからいいよ。

でも、新聞は最も不特定多数の人が読むものだからね。

 

 

でも、井の中の “ 天狗 ” だったわたしは、

 

だから、なんなの?

 

という感じで聞く耳を持ちませんでした。

 

 

 

今、こうしてブログにあれこれ書くようになって、『伝えたい』という思いは、昔と変わらずあるのですが、

それを伝えるのではなく、どう優しくお届けできるのか、そんなことを考えながら書くようになりました。

 

 

昔言われたことが、20年近くも経ってようやく理解できたという、なんとも間抜けなお話。