46.『 思い出す 』 ということ

わたしは、わたしが経験したことと同じようなことで悩んだり、迷ったり、苦しんだりしている人の役に立てればいいなと思っています。

そのためには、まずわたしの人生を知ってもらうことが必要だと考えました。

それが、この連載を始めた一番の理由です。

思い出しながら書き、書きながら、また思い出し・・・

本当は、もっと早く書き上げる予定だったのに、ずいぶんと時間がかかってしまいました。

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忘れてしまっていたこと

忘れたつもりになっていたこと

忘れたかったこと

 

そんな思い出の数々・・・

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特に、辛かったことや苦しかった出来事を思い出すのは、想像以上に大変な作業でした。

 

自分の心の中で処理できずにクチャクチャッと丸めてそのあたりに突っ込んでいた出来事や思いを、

 

いったん取り出し

皺を伸ばし

風を通し

陽の光に当て

きちんと畳み直し

しかるべき場所にしまう

 

そんな繰り返しだったように思います。

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恐る恐る取り出してみたり

ものすごい埃にむせたこともありました

 

けれど風を通し、陽の光に当てると、辛いことも悲しいことも、そして嬉しかったことや楽しかったことも、どれもが『等しく』思い出なのでした。

どれもが、紛れもなくわたしの人生なのでした。

一つ残らず、今のわたしを形作っているのでした。

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